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【curon導入インタビュー019】「ニーズは常に現場に!curonがとりもつ患者との縁」

山下診療所

  • 内科
  • アレルギー科
  • 小児科
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医療法人社団法山会・理事長の山下 巌先生は現在、医科と歯科が併設された都市型クリニックを大塚・自由が丘の二か所に構えています。長年のオンライン診療の利用を通じて、今感じる医療の課題や、curonの可能性などをうかがってきました。

curonを利用する中で、どんな点に魅力を感じますか。

第一に初期費用がゼロであるなど利用者の立場に立っているところです。時代の先を見る感性とスマートさを感じます。医療分野は規制が多く、他の分野に比べて難しいことも多いですが、現状にとらわれずに理想を目指して挑戦を続ける姿勢には共感します。目先のビジネス的な成功を求めないという点でも注目しています。無料だから取り入れやすい、という面はもちろんありますが、「なぜ無料なのか」に込められたコンセプトが大事だと思っています。

curonのビジネスモデルのどんなところに注目されていますか。

外来でのオンライン診療は、医療者側にとっては手間のかかることです。メリットを享受するのは、通院しなくても受診できる患者さんの側です。メリットを受ける患者さん側が費用を負担する「受益者負担」、これがあるべき姿だと思います。

保険制度は自然な受療行動に点数を設定しているだけではなく、点数によって誘導を意図していることもあり、不自然な報酬体系になってしまうことがあります。例えば、オンライン診療のように手間のかかることに対して、高い保険点数を設定すると、オンライン診療を高く評価して推奨・誘導する形になってしまいます。将来オンライン診療の利用者が拡大していった時には、社会保険財政上支えることができないといった問題も出てきます。自然な経済活動ではあたりまえの受益者負担が、保険制度のなかではうまく機能しなくなっているのが現状です。こうした負担を医療者側がすることになると、何らかの方法で回収しようという動機が出現してしまいます。最初から患者さんが受けるメリットに対して患者さんが負担するという形であれば、余計な動機も出現しない。保険点数を上げることで、国家財政に負担をかけることもありません。

患者様にcuronを紹介する際、気を配る点等あれば教えてください。

本当に様々な事情の患者さんがいらっしゃるので、こちらの判断でバイアスをかけないほうがいいという考えから、当初、アレルギー体質を改善する舌下免疫療法の患者さん全員に、オンライン診療の案内ハガキをお渡ししていました。結果として、誰が遠隔診療を希望しているのかという、調査にもなりました。

実際に利用されているのはどんな患者様でしょうか。

利用者の多くは、働いているビジネスパーソンです。通院しなくてはいけないのはわかっているけれど、忙しい日常の中でなかなか病院に行くことができない、そんな患者さんにはうってつけだと思います。
遠方から受診している患者さんもいらっしゃいますが、curonを併用することで、少ない通院頻度で、継続的に治療を進めることができます。

今後curonをどのように利用していきたいですか。

日常的に医療をしていると、その形が当たり前になってしまいますが、患者さん側から見るともっといい方法があるのではないかと感じていることが分かりました。離島やへき地でなくても医療にうまくアクセスできない人が沢山います。医療機関の選び方も色々な事情があります。相性とかご縁とかそういったものも大事にしてきたのは日本の医療のよいところだと思います。ICTを活用して、医療のアクセスを確保し、心が通じた医療を受け続けられるようにすることができるのではないかと思います。将来的には国境を越えて、海外赴任されている方ともスムーズに診療ができるシステムなどができたら便利だなあと思います。

curonを利用する中で気づいた視点などはありますか。

10年以上通ってきてくれる患者さんでも、オンライン診療をされる方がいます。これは、今まで通院が可能だった方の中にも、潜在的ニーズが存在していたということですよね。従来の通院のままでも治療が続いたであろう人にとっても、利用するだけの魅力、メリットがある。つまりベターライフを送れるのです。

日本の医療が抱える無駄は、本当にたくさんあると思っています。大病院には機械的に薬をもらうだけで、何をするために病院に通っているのかわからない、次の予約をとるためだけに足を運んでいるようなもの、と自嘲気味におっしゃる方もいます。こういう方の通院の目的は「医者とのつながりを維持するため」ただ一つなんですね。医療者と「つながっている」ことで得られる安心感は、病気と付き合っていくうえでとても大事になってきます。いくつものルートで医療者とつながっていることは医師患者間の「ご縁」が途切れずに保たれていることにほかなりません。こういう側面からも、curonが将来への可能性に満ちたサービスであることを期待しています。

Clinic Infomation

  • 山下診療所
  • ホームページ:http://hozankai.com/
  • 住所:(自由が丘院)東京都目黒区自由が丘1-30-3 自由が丘東急ビル7F
    (大塚院)東京都豊島区北大塚2-13-1 ba07 5F
  • 電話番号:(自由が丘院)03-3724-3811
    (大塚院)03-3910-6711

Doctor Profile

山下 巌

麻布高校卒
平成元年 東京大学医学部医学科卒
平成元年 東京大学医学部附属病院第一外科
平成2年 東京専売病院麻酔科
平成5年 東京大学大学院医学系研究科修了・医学博士
「CD69を指標とした胸腺内T細胞選択機構の解析」
平成5年 癌研究会附属病院頭頸科
昭和62年より(医)法山会常務理事
平成2年より(医)法山会山下診療所勤務
平成20年より現職