遠隔医療とは

  • 【読み】 えんかくいりょう
  • 【呼称】 -

概要

平成30年3月に作成され、令和4年1月に改訂された「オンライン診療の適切な実施に関する指針」によると、遠隔医療とは「情報通信機器を活用した健康増進、医療に関する行為」と定義されています。

  「遠隔医療」という言葉が指し示す行為は大きく分けて、

  • 医師と患者間(Doctor to Patient、通称D to P)の行為
  • 医師と医師間(Doctor to Doctor、通称D to D)の行為

 に分類されます。

D to Pに分類される遠隔医療行為には、オンライン診療やオンライン受診勧奨、遠隔健康医療相談などがあり、D to Dに分類される遠隔医療行為には、医師とCT保有医療機関、放射線専門医らが、デジタル化された患者の画像診断データなどをやりとりし、遠隔読影を行うなどする遠隔画像診断などがあります。

なお、遠隔画像診断については、日本放射線学会が取りまとめた「遠隔画像診断に関するガイドライン」にその実施指針などが記載されています。

 

【参考文献】
厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(令和4年1月改訂)
日本医学放射線学会「遠隔画像診断に関するガイドライン」(平成22年10月)

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