イナビルはオンライン診療で処方してもらえる?処方の流れと注意点
- 【読み】 いなびる
- 【呼称】 イナビル
インフルエンザの治療薬として使われるイナビル(一般名:ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)。1回の吸入で治療が完結する手軽さが特徴の抗インフルエンザウイルス薬です。この記事では、イナビルをオンライン診療で処方してもらえるのか、処方の流れや費用、注意点について医師が解説します。
イナビルはオンライン診療で処方してもらえる?
結論:はい、医師が必要と判断した場合、オンライン診療でイナビルを処方してもらうことが可能です。
イナビルは医師の処方が必要な医療用医薬品です。薬局やドラッグストアで直接購入することはできませんが、オンライン診療を利用すれば、自宅にいながら医師の診察を受け、必要と判断された場合に処方箋を発行してもらうことができます。
curon(クロン)では、全国どこからでもスマホやPCでインフルエンザ診療に対応した医師のオンライン診察を受けられます。インフルエンザの症状がつらいときに外出せずに受診できるのは大きなメリットです。
お薬の受け取り方法(クリニックにより異なります)
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 処方箋FAX | 処方箋をお近くの薬局にFAX。薬局で直接お薬を受け取れます |
| 配送 | お薬がご自宅に届きます |
イナビルの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一般名 | ラニナミビルオクタン酸エステル水和物 |
| 薬効分類 | 抗インフルエンザウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬) |
| 適応 | A型・B型インフルエンザウイルス感染症 |
| 用法 | 吸入、1回で治療完結(10歳以上:2キット、10歳未満:1キット) |
| 保険適用 | あり(3割負担) |
| 製造販売元 | 第一三共 |
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処方の流れ
STEP 1 医療機関を探す
curonアプリまたはWebで、インフルエンザに対応した医療機関を検索します。 全国どこの医療機関でもオンラインで受診可能です。
STEP 2 問診内容
- いつから症状が出ているか
- 現在の症状(発熱・関節痛・倦怠感など)
- 周囲でインフルエンザが流行しているか
- 服用中のお薬やアレルギー
- 吸入薬の使用経験があるか
STEP 3 オンライン診察
予約した日時にスマホやPCでビデオ通話による診察を受けます。 医師が症状を確認し、【イナビル】の処方が適切かを判断します。
※ 医師の判断により、別のお薬が処方される場合があります
STEP 4 処方箋の発行・お薬の受け取り
オンライン処方にかかる費用
| 費目 | 金額目安 |
|---|---|
| 診察料 | 医療機関により異なる |
| お薬代 | イナビル:約1,000〜1,500円(3割負担の場合)
その他、症状に応じて、解熱剤や鎮咳薬などが処方されることもあります。 |
| curon利用料 | 330円/回 |
| 調剤料 | 薬局により異なる |
※ イナビルは保険適用の医薬品です。自己負担割合は年齢等により1〜3割です(6〜69歳は3割)
※ 3割負担の場合、合計費用の目安は約3,000〜5,000円程度ですが、医療機関や薬局によって異なります
オンラインで処方してもらう際の注意点
発症後48時間以内に服用する
イナビルは、インフルエンザウイルス感染に伴う症状が出てから48時間以内に服用することが推奨されています。早めの受診が重要です。オンライン診療なら移動の負担がなく、体調が悪いときでも自宅から受診できます。
正しく吸入できることが重要
イナビルは吸入薬のため、正しい手順で吸入する必要があります。容器内の薬剤を深く吸い込む操作が必要で、うまく吸入できなかった場合は十分な効果が得られない可能性があります。高齢者や小さなお子さまで吸入が難しい場合は、医師に相談のうえ別の薬剤が選択されることがあります。
医師の判断で別の薬が処方されることもある
オンライン診療で「イナビルを処方してほしい」と伝えることは可能ですが、最終的な処方判断は医師が行います。症状や年齢、既往歴によっては、タミフル(オセルタミビル)など別の抗インフルエンザ薬が処方される場合があります。
12歳未満の小児への使用について
10歳未満の小児には1キット(20mg)を単回吸入投与します。ただし、小さなお子さまの場合は吸入操作が難しいことがあるため、内服薬(タミフル等)が選択されることもあります。お子さまへの処方をご希望の場合は医師にご相談ください。
他の抗インフルエンザ薬との違い
| 薬剤名 | 服用方法 | 回数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| イナビル | 吸入 | 1回 | 1回の吸入で完結。利便性が高い |
| タミフル | 内服(カプセル/DS) | 1日2回×5日間 | 使用実績が最も長い。ジェネリックあり |
| ゾフルーザ | 内服(錠剤) | 1回 | 1回の服用で完結。耐性ウイルスの報告あり |
| リレンザ | 吸入 | 1日2回×5日間 | 吸入薬。5日間継続が必要 |
※ どの薬が適しているかは医師が判断します
よくある質問
Q. イナビルはオンライン診療で処方してもらえますか?
A. はい、オンライン診療でも、医師が必要と判断した場合にイナビルを処方してもらうことが可能です。curon(クロン)なら自宅からスマホやPCで医師の診察を受けられ、お薬は自宅に配送もしくはお近くの薬局で受け取ることができます(対応方法はクリニックにより異なります)。
Q. イナビルのオンライン処方の費用はどれくらいですか?
A. イナビルの薬代は保険適用(3割負担)で約1,000〜1,500円程度です。これに加えて診察料、curon利用料(330円/回)、調剤料がかかります。合計費用は医療機関や薬局によって異なりますが、目安として約3,000〜5,000円程度です。
Q.子どもにもオンラインでイナビルを処方してもらえますか?
A. オンライン診療では、医師の判断によりお子さまへのイナビルの処方も可能です。ただし、小さなお子さまの場合は吸入操作が難しいことがあるため、タミフル等の内服薬が選択されることもあります。医師とよくご相談ください。保護者の方の同席が必要です。
まとめ
イナビルは、オンライン診療で処方を受けることが可能な抗インフルエンザ薬です。1回の吸入で治療が完結するため、忙しい方にも使いやすい薬剤です。
curonなら全国どこからでもスマホやPCで受診でき、お薬は自宅への配送もしくはお近くの薬局で受け取ることができます。インフルエンザかもしれないと思ったら、早めにオンライン診療で医師に相談しましょう。
この記事の監修者
水戸陽貴
【経歴】
・旭川医科大学卒業
・現在中通総合病院内科科長
【所属学会・資格】
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本感染症学会 感染症科専門医
【所属】
・中通総合病院 内科
【専門領域】
・感染症科
・総合内科
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