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MICIN、塩野義製薬と複数の領域で分散型治験(Decentralized Clinical Trial: DCT)を実施(ニュース発信日:2023年8月30日)

株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下、MICIN)は、塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長 CEO:手代木 功、以下、塩野義製薬)が実施する複数の新薬候補化合物の後期相治験において、DCTプラットフォーム「MiROHA(ミロハ)」のオンライン診療サービスを提供しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、海外においては臨床試験でのオンライン診療の活用は大きく進みました。施設から遠方に住む患者に対して、オンラインでの説明と電磁的な同意取得を行うeConsentを活用する事例も増えています。一方で、日本国内の治験でのDCT導入は、海外ほど進んでいないのが現状ですが、希少疾患や希少がん、一部の感染症の領域で、徐々に検討が進みつつあります。

今回、塩野義製薬との取り組みで、MICINが提供するDCTプラットフォーム「MiROHA(ミロハ)」のオンライン診療を治験に導入し、COVID-19の感染拡大等の社会情勢の変化に配慮しながら安全にCOVID-19治療薬の治験を実施することが可能となりました。また、精神疾患領域の治験において自宅からオンラインで診療を受けられることで、来院頻度を減らし、被験者負担の軽減にも繋がりました。

MICINは今回の取り組みから得られた知見を様々なカンファレンスや学会などで報告し、日本におけるDCTの普及、患者中心の臨床試験の実現に貢献してまいります。

 

詳細については、プレスリリースをご覧ください。

MICIN、塩野義製薬と複数の領域で分散型治験(Decentralized Clinical Trial: DCT)を実施

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